文京映画祭 - 東京都文京区が開催する映画祭

第1回文京映画祭

上映映画の作品紹介

アニメ映画「カッパの三平」

水木しげる「河童の三平」を原作とするアニメ映画。昨年11月に亡くなった水木しげるの追悼企画として初めてDVD化が決定。脚本は水木原作のTVアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の1・2・4作目で脚本を手がけた雪室俊一。カッパにそっくりの少年・三平がカッパのガータローと仲良くなり、行方不明になっている三平の母を探しに行くというストーリー。
「カッパの三平」は、「ゲゲゲの鬼太郎」とならぶ水木しげるの代表作の一つであり、また、水木の思い入れが強い作品。全編に流れる叙情的でどこかホッとする空気は、水木が幼少を過ごした鳥取県境港の様子を彷彿とさせる。

監督:平田俊夫 (1993年・90分)

「子宝騒動」

「喜劇の神様」と称された斎藤寅次郎の監督作品。お産の費用を工面するために奮闘する夫の姿をユーモラスに描き、「産めよ、殖やせよ」と云う当時の富国強兵政策を痛切に風刺した傑作喜劇である。 弁士のハルキは 2011年にデビュー。七色の声と歯切れ良い語りで古典無声映画を現代のエンターテイメントとして甦らせるべく奮闘中!オフィス・ アゲイン所属。

監督:斎藤寅次郎 活動弁士:ハルキ (1935年・33分)

「Miss Fortune」

何をやってもうまくいかない不運な日々を送る青年・神田明(濱田岳)。本来は見えるはずの無い守護霊が見えるようになってしまうことから物語は始まる。 撮影の大半は文京区内で行われ、文京区を知る人ならばどこかで見たことのある景色が度々登場する。※同作品は1998年に統廃合された文京区立第四中学校の同窓生3人が、「地元のために何かできないか」と企画された。

監督:水落豊 製作:マツオ計画(文京区湯島2)(2015年・28分)

「どら平太」

黒澤明・木下恵介・市川崑・小林正樹によって結成された「四騎の会」。この会の第1回作品として共同執筆されながらもお蔵入りになっていた山本周五郎原作の小説「町奉行日記」をもとに騎士の一人である市川崑がメガフォンを取った。異色ヒーローの活躍を描きだす痛快時代劇。「市川監督の時代劇に出演したい」と熱望していた役所広司が念願かなって主演。“どら平太”という仇名まで付く型破りな役人の活躍やいかに。

監督:市川崑(2000年・111分)

「ぶんきょうゆかりの文人たち —観潮楼をめぐって—」

森鴎外と夏目漱石・樋口一葉・石川啄木など文京縁の文人たちとの交流を綴りながら文人たちのまち「文京」を浮き彫りにした作品。観潮楼とは森鴎外が没する大正11年まで、『青年』『雁』『高瀬舟』など数々の名作を著した住居跡。2階の書斎から東京湾が遥かに見えたので、観潮楼と名づけられた。

1988教育映画祭優秀作品賞・文部大臣賞、1988文化庁芸術作品賞入賞、日本映画ペンクラブ推薦、文部省特選

監督:時枝俊江 (1988年・38分)

自主制作映画

こどもの部「男と女のめいたんてい」

二人の探偵と怪盗ドラネコが織りなすミステリー仕立ての物語。フクロウや魔法のネコも出てきて急展開!登場人物になりきった衣装と、力を合わせてつくった小道具にご注目ください。ケンカも多かったけれど、笑いが止まらずNGを連発。涙あり笑いありの愉快な撮影現場でした。

こどもの部「ぼくだけの秘密」

ある日学校に不思議な転校生がやってきて、ボクは気になって仕方がない。果たして彼の正体は!? 転校生のふしぎな仕草や変身シーンなど、それらしく見せるために知恵を絞りました。他のチームと違うストーリーにしたい!とシナリオを練り直した、ガッツ溢れるチームです。

こどもの部「たんていとネコ」

ネコのバニラが活躍する探偵物語。怪しい容疑者をみんなで大追跡!!宝石店の暗がりの中での撮影やパトカーでの追跡シーンなど、どうしたらうまく撮れるか意見を出し合い試行錯誤を重ねました。細かい演出の工夫にご注目ください。息の合った演技力抜群の仕上がりです。

おとなの部「ぶんきょう坂道物語」

文京区にはたくさんの坂道がある。何気なく通り過ぎる坂道にもいろいろなエピソードが。文京の地に住む人々、そして、ある家族のささやかな一日を描く。

おとなの部/天才スタジオ「メガネデバイス」

青年が待ち侘びていたのはメガネ。メガネをかけると漫画「それでも町は廻っている」の最新刊が発売されていることをメガネに教えてもらう。自転車が盗まれてしまったのでやむなしに出かけると公園で不良に絡まれる。メガネに戦い方を教えてもらいながら果たして漫画の最新刊を手に入れられるのか?

監督:小城昭根

学生の部/東京都立工芸高等学校・映画研究部「AYAKO」

かくれんぼをテーマにした不思議な夏の体験。 あなたもAYAKOさんを見つけて あげてください。最後におまけも?

映画研究部顧問:鈴木智和

学生の部/東京大学映画制作スピカ1895「四人のくだらない大学生」

ある一室に集まった大学生四人。彼らはオセロに興じながら、クラスのアイドル的存在「たまちゃん」に彼氏がいるのか考え始める。情報がない状態で進む、くだらない推理の行き着く先は…!?

監督:小林 直希

学生の部/東洋大学・白山シネサークル「求」「猫の衣」

猫を被って生活している小春。姉さんと2人で生活している。小春は憧れの先輩須藤に対して人一倍に猫を被っていた。それが原因で他の友人たちから疎まれてしまう。 あるとき小春は自分への噂、悪口、陰口など友人が話していたのを感じとり錯乱。どれが本当の自分で、どれが猫を被った自分なのかすらわからなくなった小春はフラフラと家を飛び出す。帰宅して小春がいないことに気がついた姉さんは慌てて探しに行くが・・・

監督:鈴木崇広

カンボジア古典舞踊SAKARAK(サカラッ)

主宰の山中ひとみ(文京区在住)は1997年からカンボジア王立ブノンペン芸術大学付属芸術学校古典舞踊科で学び、2003年日本人として初めて卒業。アンコール遺跡、「愛・地球博カンボジア館」(2005年)、大使館 などで舞台を務める。「2014世界舞踊祭」(国立劇場)で技能賞受賞。現在は厳かな古典舞踊の他、楽しい民俗舞踊を広めている。

東大生・出張漫才パフォーマンス

地元の皆さんと交流を図ろうと、学生が地域イベントに入り込んでパフォーマンス! 文京区のNPO法人「街ing本郷」で、シニアと学生の交流と共生を目指す「ひとつ屋根の下プロジェクト」。その活動の一環として、今回は東大の漫才サークル「笑論法」が飛び入り参加!五月祭など学内では人気を博している彼らがどんな漫才を披露してくれるのでしょうか?映画の合間に漫才でひと笑いしませんか?